フィン・シェパード 鮫撃退数 映画「シャークネード エクストリーム・ミッション」
- 2017/09/17
- 23:57

フィン・シェパード
職業: 不明


俳優:アイアン・ジーリング
劇中映像内で確認できる戦果
サメ:11匹
武器・手段: 黄金チェーンソー 2 ダブルヘッドチェーンソー 1 ビームチェーンソー 3
剣(投げ) 1 拳銃 1(共同) 突撃銃 2 胸像 1
深海魚みたいなやつ:1匹
武器: ビームチェーンソー
計:12匹
本編89分: 0.13殺/分
マーカス・ロビンス大統領
職業: アメリカ合衆国大統領

俳優:マーク・キューバン
サメ:3匹
武器と内訳: ショットガン 1 ショットガン(共同) 1 手榴弾 1
計:3匹
本編91分: 0.03殺/分
ノヴァ・クラーク
職業: サメハンター

俳優:キャシー・スケルボ
サメ:4匹
武器と内訳: カタナ 2 銛 1 75口径マスカラ 1
シャーク竜巻:1消滅
武器・手段: 燃料タンク爆破
計:4匹
本編91分: 0.殺/分
クラウディア・シェパード
職業: 高校生

俳優:ライアン・ニューマン
劇中映像内で確認できる戦果:彼氏は射撃が下手そうなので全部彼女の戦果にしました
サメ:7匹
武器と内訳: ケーブル感電 1 突撃銃 6
計:7匹
本編91分: 0.07殺/分
劇中総数:35人
シリーズ: 「シャークネード」 「シャークネード カテゴリー2」 「シャークネード エクストリーム・ミッション」 「シャークネード ザ・フォース・アウェイクンズ」 「シャークネード5」
SHARK IN SPACE !!
サメを斬り、サメに喰われ、サメを渡り、サメを乗りこなした漢、
フィン・シェパードはロス、ニューヨークと主要都市での二度にわたるシャークネード撃退の武勲を認められ、アメリカ合衆国大統領より表彰を受けることになりました。
しかし、
最早、”サメを感じる男”となったシェパードはワシントンDC到着早々に不穏な大気の動きに気が付き、嵐の襲来を予感。
そして、案の定発生した首都壊滅級のシャークネードの最中を、大統領と共闘し切り抜けることになります。

所構わず異常発生するようになったシャークネード。フロリダのユニバーサルスタジオでバカンス中の家族を案じたフィンは、
鮫嫌いが高じてサメ・ハンターとなってしまったノヴァと再会。空軍の戦闘機をチャーターしユニバーサルスタジオへと飛び立つのでした。
サメ舞い散るユニバーサルスタジオで集結したシェパード一門。
その頃、アメリカ東海岸ではかつてないほどに巨大なシャークネードが発生していました。
消滅させるためには核攻撃並の火力が必要であることを知ったシェパード一門は、NASAで大佐を勤めていた父ギルバート・グレイソン・シェパード(デビッド・ハッセルホフ)に助力を仰ぎ、スペースシャトルを飛び立たせ切り離した燃料タンクの爆破によりシャクークネードを消滅させる計画を実行します。

一部の映画ファンからの猛烈な需要によって制作され続けるシリーズも3作目になりました。
着実に人気を獲得しつつ、その分だけ堅実な進化を遂げるシャークネード。
3作目はB級映画らしからぬ「娯楽大作」じみた出来、ながらやっぱりクソB級の域を脱しない絶妙なバランスの味わい深い作品となっています。これ以上やったら本当に夏の大作になってしまうからね・・・!
CGは順調に進化しており、特に冒頭のワシントンDC壊滅シーンは見事。
映像的説得力と設定的説得力のなさが組み合わさった、シリーズ3作目にしていまだ新鮮さを保っているサメ映画といって過言ではないでしょう。(サメというジャンルでホワイトハウスが吹き飛ぶ初めての作品ではないでしょうか)
↑画像の様にサメ映画とは到底思えないような状況設定・ネタの盛り込みが行われており、どんな名作シリーズであっても必ず突き当たるであろう「マンネリ」という壁に全力で体当たりをかましています。
パニック描写は毎度毎度進化を遂げているのですが、そろそろアクション描写が物足りないかなと思う今日この頃。
シャークネードの派手さに反して主役フィン・シェパードの明確な戦果は12頭に留まっており、過去3作中ではトップスコアであるものの、どうも記憶に残るキルシーンが少ないです。
黄金のチェーンソーやデュアルチェーンソー、レーザーチェーンソーなど魅力的に過ぎる武器を次々に手にしながらも、それらの活躍シーンはあまりにも少なく、まるで、お預けを喰らったサメのように物足りない気分になってしまいました。

「ベイウォッチ」や「ピラニア リターンズ」でお馴染み(あと「アナコンダ3」とか)、水辺の似合う男デビッド・ハッセルホフがシェパード家のパパとして重要キャラで参戦、またキャシー・スケルボ演じるノヴァ・クラークの再登場も嬉しいですね。
1~2と続けてきて、シリーズの総決算といった雰囲気がありますが、しっかりと続編への伏線を仕込みつつ映画を終わらせており、「シャークネード」で何かを成し遂げようというアサイラムの意思が感じられます。
映画OPでは「007」をパクっており

「トランスモーファー」「エイリアンVSエイリアン」「エクスペンダブル・レディズ」等、どうしようもないパクり映画で鳴らしたアサイラムの正体が見え隠れしてきました。
また、ユニバーサルスタジオが一部舞台となっていることもあり、ついに「ジョーズ」とコラボ的なものを果たすことに。果たしてこれはリスペクトなのか、喧嘩を売っていることになるのか。
シリーズを重ねて若干のマンネリ化は感じるものの、ノリ・勢い・アイデアで魅せようとする「楽しいB級」の気概ある作品です。
ナンセンスなネタも笑って許せるアットホームな雰囲気のある映画で、シリーズを追って観て来た方には楽しい映画となっているはず。
「シャークネード」に興味はあるが、バカ映画とはいえあまりにもクソ過ぎて心にダメージを追うのではないか?と不安な方には「エクストリームミッション」から入るのもお勧めできます。または「カテゴリー2」が良いかもしれません。私はカテゴリー2が好きです。
監督:アンソニー・C・フェランテ
脚本:サンダー・レヴィン
製作:デヴィッド・マイケル・ラット
制作国:アメリカ 2015年
- テーマ:洋画
- ジャンル:映画
- カテゴリ:・アクション/冒険/戦争
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