フィン・シェパード職業: バーの店主 サーファー


俳優:アイアン・ジーリング
劇中映像内で確認できる戦果:竜巻消滅後の落下シャークは含んでいません
サメ:11頭 武器と内訳: 爆破 3 拳銃 5 ショットガン 1
チェーンソーによる一刀両断 1 チェーンソー特攻 1
シャークネード:1本消滅
武器・手段: 爆破
計:11頭 本編87分: 0.12殺/分
ノヴァ・クラーク ジェニー・リン職業: ウェイター

俳優:キャシー・スケルボ
劇中映像内で確認できる戦果:竜巻消滅後の落下シャークは含んでいません
サメ:5頭 武器と内訳: キュー 1 ショットガン 3 ナイフ 1
シャーク竜巻:2本消滅
武器・手段: 爆破
計:5頭 本編87分: 0.05殺/分
劇中総数:20人
シリーズ: 「シャークネード」 「シャークネード カテゴリー2」 「シャークネード エクストリーム・ミッション」 「シャークネード ザ・フォース・アウェイクンズ」 「シャークネード5」

~センパーパラタス(常に備えあり)~
メキシコ沖で発生した巨大なトルネードは海水と大量の鮫を巻き上げつつアメリカ西海岸に上陸します。
ビーチでバーを営み、プロサーファーとしても活躍する
フィン・シェパードは竜巻と
降り注ぐサメという未曽有の災害に見舞われながらも、従業員の綺麗なお姉さん
ノヴァ、友人の
バズ・ホーガン(ジェイソン・シモンズ)、飲んだくれ常連の
ジョージ(ジョン・ハード)と共にぶっ壊れいくバーから脱出します。
大量に流れ込む海水に交じり都市部にまで侵入してくるサメを目撃した一行は、内陸部へ避難することを決定。
途中、フィンの元妻
エイプリル・ウェクスラー、娘の
クラウディア(オーブリー・ピープルズ)と合流。
巨大地震や宇宙人の襲来にも備えていたという覚悟に満ちた漢フィンは、道中人々を救いながら、
サメと激闘を繰り広げつつ、なんやかんやあってシャークネードに爆弾を投げ込んで事態を解決に導いていきます。

鮫竜巻と言ったらシェパード一族。制作アサイラム、配給アルバトロス、という戦慄を禁じ得ない名タッグが放つ、伝説の一作目になります。
「大量のサメが竜巻を舞いながら人を襲う」、バカか天才にしか思いつかないようなクリエイティブかつ挑戦的な発想の作品です。
映画の題材としてはかなり一発芸じみたものですが、ネタ性を増しつつ
着々とシリーズを重ねており、
惰性ではなく、しっかりと面白さを追求する姿勢が見て取れます。魂あるサメ映画シリーズと言えるでしょう。
CGや演出は安っぽさを隠しきれないのですが、空を舞い、所構わず襲ってくるサメ(今まで見たことがないシチュエーションの数々!)を見るのはとても新鮮です。
「大事なのは見せ方だ!」と言わんばかりに、チェーンソーを持って巨大サメの口に特攻するシェパードなど、
強引に作られた名シーンも良いですね。合間合間に入るB級ならではの軽口もイカしています。
印象的なシーンはままあるのですが、
やはり低予算だけあって完成度が高いとは言い難く、87分の本編時間でも間延びしている部分が多く見受けられます。
アクションシーンも少なめです。
楽しい映画だとは思うのですが、傑作ではない、そんな趣に感じました。
以降のシリーズでのスケールの大きさや、荒唐無稽さ、面白さを見越して言えば、一作目は正に序の口という感じです。
「シャークネード」はシリーズが進むごとに面白さを増す、段々と巨大化する竜巻のような映画でもあり、シリーズの核を成すのはシェパード一族でもあるので、興味を持たれた方には事の起こりたる一作目からの鑑賞を強くお勧めします!
粋なセルフパロディも沢山盛り込んでくるので、一作目から観ていく価値は十分にあります。
監督:アンソニー・C・フェランテ
脚本:サンダー・レヴィン
製作:デヴィッド・マイケル・ラット
制作国:アメリカ 2013年
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