ジャック・スレイター (ダニーの頭の中のハムレット)職業: 刑事 映画キャラクター

俳優:アーノルド・シュワルツェネッガー
劇中映像内で確認できる戦果
悪党:13人武器と内訳: デザートイーグル 2 拳銃 2 事故誘発 2 ダイナマイト 1
誤射誘発 2 機関拳銃を持った悪党の亡骸 1 チキンゲーム 1 感電 1 爆破 1
クローディアス:1人武器と手段: 投げ
騎士:18人武器: 剣 2 機関拳銃 5 不明 11推定
警察官:1人制圧
武器・手段: 蹴り
騎士:1制圧
武器: しゃれこうべ
悪党:2制圧
手段: 投げ 1 筋肉 1
医者:1人制圧
手段: へっぴりレオ
マフィア:1人制圧
手段: 筋肉
計:32人 本編131分: 0.24殺/分
壊した物:
乗用車 1台大破 1台銃撃による損傷
タクシー 1台小破 1台大破
乗用車窓ガラス 1枚
タクシーフロントガラス 1枚破損
タクシードア 1枚
無線機 1個
屋上の扉 2枚
シャンデリア 1枚
カーテン 1枚
城 1箇所
橋 石製のガード 1箇所
ゴミ置き 1個
石像 2個
自宅のガラス 1枚
自宅本棚 蜂の巣
自宅壁 1箇所
テーブル 1個
金網 1箇所
エレベーター・天井ガラス 1枚
壁 1箇所
所長室ガラス 1枚
奪った物:
乗用車 1台
リッパー職業: 殺人鬼 映画キャラクター
俳優:トム・ヌーナン
警察官:1人手段: 不明
一般人:1人手段: 道連れ
ベネディクト職業: 殺し屋 映画キャラクター
俳優:チャールズ・ダンス
マフィア:1人武器: 拳銃
一般人:1人武器: 拳銃
ジャック・スレイター:1人制圧
武器: 拳銃
劇中総数:52人(推定)


内容:
映画好きの少年
ダニーは、行きつけの映画館の支配人
ニックから「映画の世界に入れる」といわれるチケットをプレゼントされます。
チケットは伝説の奇術師ハリー・フーディニから受け取った大切な物だとニックは言うのですが、
ダニーは気持ち半分でチケットを受け取り、大好きなシュワルツェネッガーのアクション映画を観始めます。
すると、チケットが光だし・・・。
映画の中に入ってしまった少年と、劇中のヒーロー
ジャック・スレイターが共闘するという、
珍しい設定ですが、唯一無二ではありません。
銃の弾が尽きない、敵が思惑をぺらぺらと喋ってくる、などの
大雑把で都合の良い
アクション映画のお約束を逆手に取ったようなパロディが多く、
シャロン・ストーンや
ロバート・パトリック、
ジャン=クロード・ヴァン・ダム(他たくさん)がカメオで出演していたり、豪華な俳優ネタ、映画作品ネタも豊富。
BGMや効果音に至るまで、様々な部分にネタが仕込まれています。

監督は
「ダイ・ハード」でお馴染みジョン・マクティアナン、脚本はなんと
「プレデター」でリック・ホーキンスを演じたシェーン・ブラック。
アクションファンの気持ちをしっかりと捉えて作った映画という感じがしますね。
終盤からはジャック・スレイターが現実世界に来てしまい、「撃っても車が爆発しないだと・・・!?防弾か!?」と言ったり、車の窓ガラスを素手で叩き割って「手が痛い!」と驚いたり都合の良い映画の中からネタが逆転するのも面白いです。
また、自分が作られたキャラクターであり、人生や悲しい出来事もすべて
台本にあったことだと悟り落ち込んだり。
作品の中で様々な試練を与えられるキャラクターが、もし全て作り物だと知った時、まぁこうなるだろうな・・・という。
そして、少年ダニーはつまらない現実よりも、華々しい映画の中の世界に憧れる男の子。
主人公の相棒になるという夢を叶え活き活きとするのですが、やはり夢のような時間は永遠ではありません。
自分のいる世界、現実と向き合わなければならない。
少し切ないドラマでもあります。
基本的には派手で面白おかしい、アクション映画の領域をはみ出さない映画で、
ドラマの成分は抑え目になっているのですが、少年ダニーに凄く共感できる分、彼の気持ちに深く感情移入でき、不思議な味わい深さがあります。
いちいち台詞や、シーンにしなくても感じることが出来る。
この喜びと、現実と向き合う辛さ。
映画を観終わったときに想う寂しさを映画の中で再現しています。
映画が大好きな人には間違いなく伝わる部分だと思います。
監督:ジョン・マクティアナン
脚本:デヴィッド・アーノット シェーン・ブラック
製作国:アメリカ 1993年
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