「ダイハード4」のマクレーンの財産?データをキャプチャしてみました。
テロリストがマクレーンの
年金データを消去したり、
「協力すれば、借金チャラにしてご褒美上げる」と懐柔しようとするシーンです。

吹き替えでは退職金といわれていましたが、
英語字幕で観てみると、どうやら
年金のことを主に話しているようです。
「After 30 years i thought you'd have a better pension plan annuity.」
「30年払ってきたのにアンタの年金すくないですなぁ・・・」とか言われてます。
(英語とか、こういう制度には詳しくないので、間違っていたらすいません。) 「Your 401k no longer exists.」
「アンタの年金はもう払われませ~ん」
「401k」は
確定拠出個人年金のことで、被雇用者がお金を拠出し、雇用者が年金制度の受託者になり計画策定、投資・運用を管理する年金制度のようです。マクレーンの雇用者はニューヨーク市警ということになりますか。
退職所得補償金積立に対する課税上の特典が受けられるようで、労働者に人気の年金制度だそうです。
画像の金額の見方がよくわかりませんが、画面上では日本円で200万円くらいしか貯まっていません。
「Forelgn Equity」は海外への投資を意味していますが、それも少なそうです。
こんなに少ない額がありえるのでしょうか?ちょっと信じられないですね。
ウィキペディアによると「
401kは採用可能な年金制度の一つ」とありますから、
他にも公的な年金に入ってるはず。
アメリカの年金支給額の平均は月大体15万円くらいらしいのですが、
マクレーンの場合は
月約15万円の公的年金支給額に
プラスして401kの年金(かなり小額)も入ってくる、ということでしょう。じゃなきゃ、預金が頼りです。
ただ、マクレーンには住宅ローンやら借金が残っているらしいので、
かなりキビシイと言えると思います。
ブルックリンに家を持ってるみたいです。
また、アメリカの警察は給料が安いのに命の危険がある激務として知られ、マクレーンほどのベテランでも、警部補?では年収400万円に行くかいかないか程度の可能性があります。恐らく、第一作の時点でバブル期の日本企業に勤める、元妻
ホリィさんの方が稼いでいたことが容易に想像できます。
元々、シリーズ通して財政的な余裕は感じませんでしたが、いよいよ更に厳しいリアルが見えてきました。
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そして、借金が気になります。
マクレーンがこれまで
しでかして来た破壊の数々、
ハリケーンがフラフラ歩いてるようなものですよ。
「ダイハード4」ではこの後
170億4000万円の最新鋭戦闘機をオシャカにしてしまいます。
アメリカの国防予算にダメージを与える男です。
まぁ、「ダイハード1~4」の破壊は、
職務上致し方なくと言えなくも無いのですが、これが続編
「ダイハード/ラスト・デイ」になると、
プライベートでロシア・ウクライナに行って、色々ぶっ壊すことになります。
特にマズイのが、モスクワの渋滞した幹線道路を
他人の車を押しつぶしながら走行したことです。
車の盗難とモスクワ市民への暴行もあります。
僕のカウントではマクレーンが直接破壊した車両は十数台に及び、車内にいたドライバーなどの怪我も気になる部分ですね。
これの何がマズイって、ほぼ
10:0でマクレーンが悪いことです。
ロシアでは当たり前ですが、マクレーンのNY市警職員としての
警察権がありません。特別な許可など無い限り違法行為です。
ついでに息子ジャック・マクレーンのCIAとしての活動も違法行為です。アメリカの国益の為に、
勝手に他国に侵入して身分を偽り工作してるわけですから。
この親子のせいで国際問題ですよ!
この事件の後、ロシア政府からアメリカに、
「あのバカ2人をこっちに引き渡せ」と要求されても何の不思議もありません。
損害賠償ってレベルを越えつつあります。
そして、
マクレーンの拠出年金がゼロに!!元々かなり少なかったとはいえ、マクレーンが頑張ってコツコツ投資してたお金が
消 滅 。
なんて残酷な。
あんまりでしょう!これは!
「イピカイエ~」とか言ってヘラヘラ死に急ぐわけです。
「何が英雄だ。英雄とは何か。撃たれるだけさ。 ”よくやった 偉い ” と背中をポン。 女房とは離婚、苗字も忘れられる。子供は口を利かず、飯はいつも独り・・・」 どうか、
ジョン・マクレーンの英雄的働きに免じて、特別な配慮があらんことをお祈りいたします。
悪党共はいい加減にしろ。
東京が舞台と噂される次回作では、家族の絆に加えマクレーンの財政状況にも救いがあると良いですね。
記事を訂正しました:「401k」を「401000$の退職金だ」
という超恥ずかしい間違いを犯していました。ごめんなさい。
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